「…眠いから…辞めておく!」
私がそう言うと一瞬考えた顔をして、すぐにもとの表情に戻って言ってきた。
「来い!寝るなんて、後でもできんだろ!」
「…は?! そーいう問題じゃないって!」
すぐに私がそういうと、ハチは得意の笑顔でもう一度言った。
「積もった話もあるし…来いよ!」
その笑顔に・・・私は
「うん」
そうとしか、言えなかった。
窓を閉め、コートを着て扉を開ける。
コレより先に出れば…私は過去の自分の決断に背いちゃうんだろな・・・
今日まで積み重ねてきた事も…
―"素直になんなさいよ!"
ちーちゃんの言葉が頭によぎる・・・
あと一度だけ…
あと一度だけ、この恋にはまってみよう。

