「ルーナー!!」

外から聞こえるハチの声…

私は慌てて窓を開けた


「・・・ハチ?!」

「おるんやんけ!さっさと家入れろ!」

なんで?
なんで??

今思ったら目の前にはハチがいる…
テレパシー?

不思議に思いながらも顔を上げて待ち続けるハチ

「今開ける!」

慌てて部屋を出て階段を下りた。
玄関の扉を開けると寒そうな顔をしてるハチ…。

「ごめん…寝てたんだ・・・。ハハハ。」

「ハハハとちゃうわ!」

「ごめん!ごめん!とりあえず入って…。」

「失礼しまーす。」


そう言うと、ハチはなれたように家へ入ってきた。

リビングへ連れていき電気をつけた。