「それと、コーヒーはあんまり美味しくないよ
飲むけど…美味しいとは思わない
タバコも…あんなマズイもん吸わない」



自分でも思った

まるで駄々をこねてる子供のようだ…

恥ずかしい…



ただ…なんで目の前にいるのはルナなのに
俺のことわかんないの?って思うと、辛いんだ


「私も!」



今までにないくらい、
元気な声で共感してくれた

「え?」



俺はその声に驚き、
変な声でそう言ってしまった


すぐに口を押さえてルナを見たが、
ルナはそんなの関係ないって感じに
タバコについて語り出した。