予想している=信用が無い ……そうなのか。 そこまで深い意味を込めてはいないけれど 彼はそう受け取ってしまった。 「そんな事は言ってませんよ。 ただ、こうなるのも覚悟してたって そう言いたかっただけですから」 先輩の頭に手を伸ばしながら言った。 するとガバっと勢いよく起き上がり、 あ、ヤバい。 そう思った瞬間、 再び俺は彼の腕の中に居た。 いつもいつも、こうなってしまう。 どうすればもっと、強くなれるんだろう。 薄れゆく意識の中、そんな事を考えた。