「…何でしょう」 いきなり起きたわたしに相当驚いた様子。 弄ったのか寝癖なのか分からない髪の毛が揺れる。 いなくなるまで寝たふりをしておけばよかったのだが… 早く一人になりたかったのだ。 この空間を、壊されたくなかったのだ。 誰にも邪魔はされたくない…。 「、これ。」 ピラ、目の前に出された2枚の紙切れ。 いつもならこんな紙切れとっくにごみ箱行き。 でもこれは、でかでかと「遊園地」の文字が書いてあった。 なるほど、この紙切れはこんなものが印刷されているだけで大切にされるのか。