「っつ……」


俺はショックのあまり、言葉を発することなく仰ぎ見る。


――そこに神がいるから。

って……そんな訳ないだろ!!


俺は自分自身の存在の理由を根底から覆され、その不安に目から水が染み出てきやがったのさ。