〜弘人Side〜

今俺は港を呼び出した。

『呼び出した意味がわかるか?』

『あぁ。亜美のことだろ…』

『好きなのか?』

『あぁ。好きになっちまったよ…』


やっぱりな…
港の亜美を見る目が違ったからな…。


俺はそれに気づいていた

だからあのあとにつけたんだ。


やっぱり予想があたったんだ。


港は亜美を抱きしめた。


『ごめん。でもやっぱり亜美が好きなんだ。』

『俺も好きだ、だから亜美だけは譲れない。』

『あぁ。わかったよ。でも遠慮なくいくからな。』

『てか、お前美沙どうするんだよ…』

『美沙は多分好きな奴がいる。だから俺らは別れるよ。』

『いつから気づいていた?美沙に好きな奴がいるって。』

『結構前からな…。俺といるとき無理してるように見えるからな…』

『そうか…。まぁ譲らないから。』


今日から俺と港はライバルになった…。


『んぢゃ戻ろうぜ。亜美たちが待ってるだろうしな(笑)』

『あぁ。』