「我慢するでないぞ。待てるのは後1時間だけじゃ。いいね?」
私が微かに首を縦に振ったのを見届け、古びた階段をゆっくりあがっていった。
「ハァ…」
レイに会う前と今でどっちが幸せだっていったら…今なのかな。
それとも心が強かった前のころかな…
正直どっちがいいかなんてわからない。
今この時は幸せだとはいえない。
レイがいないから…
でも前はレイの存在すらなかったの。
今の方がいいといったらそうかもしれない…
そんなことを考えながらぼろぼろになった体を床に倒した。
私が微かに首を縦に振ったのを見届け、古びた階段をゆっくりあがっていった。
「ハァ…」
レイに会う前と今でどっちが幸せだっていったら…今なのかな。
それとも心が強かった前のころかな…
正直どっちがいいかなんてわからない。
今この時は幸せだとはいえない。
レイがいないから…
でも前はレイの存在すらなかったの。
今の方がいいといったらそうかもしれない…
そんなことを考えながらぼろぼろになった体を床に倒した。

