ふいにすくっと立って、私も立たせた 「時間だ。行くぞ」 「ぇ…行くってどこに?」 「城だ」 城…ってまたあそこに…? でもっ…レイは死んだことになっているんじゃ…!? 「お父様には多分もう知らされている」 私の心を読んだように答える。