隣の甘党



「おーい、こーとーこーちゃーん」

「・・・え、は?え、ちょ、は?」

・・・ひば、さん?

とりあえずキョどった。動揺した。焦った。

「・・・ッ何してんですか!!!!」

「何ってプリン・・・」

プリン!!?

「プリン!それあたしのとろけるプリンだから!!帰ってから食べるの楽しみにしてたプリンだから!」

「喰う?」

「喰う?ってあたかも自分のプリンのように言わないでくださいよってそうじゃないから!何で日葉さんがココにいるんですか!どうやって入ったの!プリンゲットするまでの道のりがあるでしょ、ここあたしの部屋!あなたのお部屋はお隣の305!」