ダメだ。 今日は一日中、安部先輩の事で、頭がいっぱいだった。 「夜、電話してみる!」 就職活動で忙しい先輩だけど、夜ならいいよね? 「そうだね。それがいいかも」 何て、話しをしながら、駐車場へ向かっていた時だった。 「あれ?美帆見て。バス停に男子高校生がいる」