「最悪でしょ?私は年上派なのに」


私も桜も、授業の空きがあり、中庭のベンチで話をしている。



「そうだよね~。美帆は、安部(あべ)先輩命だもんね」


「そうよ!目指せ、“先輩の彼女”なんだから」