張湯の額に、赤い痣のようなものが出来ていた。 「その紋章がお前の強さとなる。 そして、契約の証となる。 何の形になるのかは、暫くわからない。」 朱雀が震えていた。 動揺が伝わってくる。 「礼に、心からの忠誠を。」 朱雀はそれだけ言うと、駱駝に乗った。 周囲は元の砂漠に戻っている。 「行きましょう。」 礼は張湯に目を合わせられずに言った。