自己中彼氏

「春っ……」


由香は、未だに抵抗をという抵抗をしない。



「いいじゃん。エッチくらい……」


「エッチくらいって……。じゃぁ、電気消して」


「嫌」


「じゃぁ、しない」


「いいよ。無理でもするから」


俺は由香の服を脱がしていく。




由香は諦めたのか、


何も言わなくなった。



「ねぇ、春人……」



「ん?」



「優しく、してね?」



上目使いで言う由香。


そんな目で言われると、

出来るものも出来なくなるじゃん。



「出来たらね」


そう言って、俺と由香はひとつになった。