自己中彼氏

「そういえばお昼まだだったね」



「あぁ。」




「ここなんてどう?
おいしそうじゃん」








俺達はクリスマスで彩られている
一軒のお洒落なお店に入った。







「やっぱ、寒いねぇ……。
雪降んないかなぁ??」







「降ったらホワイトクリスマスだな」







楽しく会話をしてると由香が俺の
顔を見て笑っている。





「ん?どうした??」



「ううん。何かまだ付き合ってないときは
春人ばっか1人で喋ってたなぁ…と思って」




「そうだっけ?」




全然記憶にない。