自己中彼氏

次の日、真美の慰めで
なんとか頑張っていた。




【送信メール】:春人



【今日、迎えに来て】






このメールを打つのに
どれぐらいの時間がかかったんだろう。







なんて返事がくるか怖くて、
怖くてしょうがなかった。





どっかのオカルト映画なんかより
よっぽどこっちの方が怖い。



しばらくして、メールの返事がきた。




静かにメールを開く。













その内容を見たとたんに
瞳から何かが溢れてくる。






冷たい、何かが……。