「ごめんよ、崩れた部分があって…」 謝るその言葉に、違うんだと首を振る。 「あり…がと、っ。」 泣かないように必死な僕にやっと気付いたおじぃちゃんは、そっと頭を撫でてくれた。 いつもの笑顔が、僕には何よりクリスマスのプレゼント。