……ピッ 孫からの電話を切ると、雪が降るかもしれない…と天気予報で言っていた今日の寒さに上着を引き寄せる。 寒い、 けれど幸せそうにする人々の笑顔に、なぜか笑顔になっていた。 きっと駅に来る人達にはそれぞれ今日の形があって、クリスマスがある。 皆が幸せに過ごせますように、と思わず願ってしまいたくなるような、そんな雰囲気がクリスマスにはある気がする。 もちろん、孫の幸せを今は一番願いたい。 最近は塾にばかり通っているみたいだ。 必死に親の期待に応えようとする孫の姿は痛々しい。