地下鉄の入口。 夏期講習帰りの生徒たちが、階段を下っていく中、 わたしは足を止め、入口前のベンチに座る。 気づけば帰りは、いつもここに座ってるなぁ。 落ち着く場所。 大切な場所。 先輩との思い出が詰まった 一番安らげる場所。 佐々木先輩、 元気かなぁ? わたしの憧れの人――。