いままであたしは何人もの人達を殺めていった。

あたしの愛する家族を傷つける奴なんか許さない。

そんな奴、生きてる価値がない。

あたしが殺してやる。









―――でもあたしは心のどこかで不安になっていた。


いつか捕まるんじゃないかって。

子供逹の人生を棒に振るんじゃないかって。