確か私が寝る前は、ベッドには居なかったはず..?



「誰かさんが泣きつかれて、俺の腕の中で寝てたから、運んでやったんだよ」



「そうなんですか...えっと、ありがとうございます」



「...」



ダレンさんが、私の目の辺りに手を置いた



「ダレンさん!?」



「目は腫れてないんだな」



「ぇ...?」



心配してくれたんですか?



「お前、結構昨日泣いてたし、目ぇ腫らして不細工になってないかと思ってな」



「なっ!」