それから2人は駅に到着し、ベリルは再びカフェで出した見慣れないカードを機械に差し入れた。 「!?」 えっ? 入れて大丈夫なの!? ナユタは目を丸くしたが、ボタンを押すと切符が出てきて唖然とする。 「! ありがと」 渡された切符を受け取る。 すると、今度はそのカードを改札機に差し入れて何事もなくホームに入っていった。