戦士の休息

 広げられてはいないが、手の上に折りたたまれたものが何なのかはすぐに解った。

「お母さんが預かっておこうかしら」

 とちらりと娘を一瞥する。

「……あたしが! あたしが、預かっとく」

 半ば奪うようにして手の上の下着を掴んだ。

「……」

 なんで女2人が男性の下着を奪い合わなくちゃなんないのよ!

 手の中の布を見つめ、急ぐように自分の部屋に駆け上がる。