戦士の休息

 弟はどんな伝え方をしたんだ? って初めはびっくりしたけど、上手く騙してくれて助かった。

「ところでナユタ」

「なに?」

 飲み物を取ろうと冷蔵庫の扉に手をかける。

「ベリルさんとはどうだったの?」

「!?」

 炭酸飲料のペットボトルに口を付けていたナユタは、軽く吹き出した。

「……え」

 少ししか含んでいなかったため大事には至らなかったが、手の甲で口を拭いながら母を見やる。

 すると、母の表情は今までにない真剣なものだった。