戦士の休息

「あたしが着てた下着よね、これ」

 ハッ!? 彼に洗濯させちゃったの!?

 ナユタは急いで服を着てリビングに向かった。

「あっ、あのっ!」

「さっぱりしたかね?」

 いや、そういう問題じゃなくて!

「こっ、これっ……」

「ん? ああ、コインランドリーがあるのでね」

「! そ、そか」

 そうよね、全自動洗濯機に放り込んでおけばいいだけだった……ナユタはホッとして、落ち着いた色の本革製ソファに腰を落とす。