戦士の休息

「ナユタ」

「!? は、はい」

 突然、呼ばれて声がうわずる。

「お前とは相容れない」

「うん……解ってる」

 きっと、そう言うと思ってた。

「何を望む」

 静かに発し、絡め取られた視線は心の奥深くまで入り込んでくるようで、恐怖と快感の入り交じった感情が湧き上がる。

 何もかもを見透かされそうな……それでいて、全てを包み込むような。

 ナユタは無意識に抱きついていた。

「……」

 しかしすぐ、怪訝な表情を浮かべてベリルを見上げる。