戦士の休息

「いらっしゃいませ」

「壁際で良い」

「かしこまりました」

「ほえっ!?」

 丁寧なウエイターが、これまた丁寧にラフな恰好をしている2人を案内する。

 まったくの違和感もなく自然に案内されて、ナユタは驚かずにはいられなかった。

 落ち着いた雰囲気に、高級品だと窺わせる装飾品の数々にナユタは目が回りそうだ。

 どの席も高級革のソファで、座ると沈み込んでスゴイ落ち着く。

 この雰囲気は落ち着かないけど──ナユタは目をキョロキョロとさせていた。

「好きなものを頼むと良い」

「す、好きなもの?」

 ウエイターからメニューを渡されて中身を見るが、書いてあるモノが高級でよく解らない。