戦士の休息

 クイと銃の引鉄(ひきがね)を引くように指を動かすと、曲がりくねった閃光が男に向かって走っていった。

「ギャッ!?」

 閃光は一瞬で消え、章は地面につっぷした。

「すげー!」

 少年は目を輝かせて右腕を見つめる。

「む、ショートした」

 試作品を見やり、言葉を続けた。

「反動というよりもダメージがある。これでは使えん。他の機能も今の影響で作動しなくなっている」

 報告するための言葉を淡々と発し、確認し終えて章を見やる。

「これ以上は容赦はしない」

 無表情に応える瞳に、男は恐怖を覚えたのかブルッと身震いした。