戦士の休息

「チチチ、不死だけがあんたの魅力じゃないだろ。依頼者には色んな理由があるの」

「なんだそれは」

 当惑するベリルをよそに、後ろにいる2人は「そうかも」と思った。

 あたしなら、ずっと傍にいて欲しいから誰かに頼んででも捕まえてもらうかも──とナユタは思い。

 きっと戦闘センスとか技術とかをデータ化して、悪の組織が雑魚に覚えさせるんだ──とアユタ考えていた。

 ベリルは、未だ腕に巻き付いているムチのようなものに引っ張られるようにしてベンチから立ち上がる。

「あんたを捕まえようと思う奴は随分と減ったからねぇ。だから、俺のように専属のハンターは重宝されるのさ」

 その言葉にアユタは首をかしげ、ベリルの背中を見つめた。