戦士の休息

「普段は……って、じゃあ他の時って何?」

「集中すれば5.0ほどだろう」

 しれっと発するが、それがどういった視力なのか2人には皆目、見当がつきかねた。

 視力って意識して変えられるもんなの?

 という疑問もあったが、深く追求しないとことにした。

「ベリルさん。お風呂に入って」

 母親からの予想もしない言葉に、彼は目を丸くする。

「着替えはあるから。汚れてるでしょ?」

 なんとなく母親の顔がニヤついているようにも見える。