全てそろってしまった。




幼なじみのAは死んでしまった。
まるで体が蛇に、
食べられたみたいに。



体が溶けていた。




その時気づいた。
弟は、Aが好きだったんだ。





「なんで…だよ」

その時きりである。
弟の涙をみたのは。