ウサギの皮をかぶったオオカミ



その時、ウサギさんは未奈の涙を拭いました。




「未奈、ごめんね」

「どうして?ごめんねじゃ分からないよ…」

「だって…」




ウサギさんはそこまで言って言葉を飲み込みました。

未奈はウサギさんの次の言葉を静かに待ちました。