「晴やめとけ…
お前らも言いたい事あったら言えよ?
こいつらに何かやってみろっ
命がないとおもえっ」
たくぼが低い声で言った
その声で皆の体か一瞬震えてるよーに見えた
いくら何でも言い過ぎだと思うんだけど…
とりあえず
席に座りたい
「たくぼー席どこ?」
「窓の席で後ろから二番だ」
そんな
やり取りをしてると
みんなの顔がマヌケに口があいていた
晴と
席につくと
めちゃくちゃ視線が痛い
あたしと晴の席のまわりはガラガラに空いていた
晴はニコニコしてあたしの顔みてくる
あたしも
微笑み返して
そらへ視線を移した
何処までも続く青い空…
そんな空をぼーと
眺めてた…
ガラガラッ
「てめぇら、遅れるとはいい度胸してんな?」
耳だけ
そっちに傾け
視線は
空に向けたまま
「…すみません」
「ぃやぁ〜愛斗がう○こしてたから、遅くなりました」
「てめぇ、人に罪かぶせんな!」
「愛斗ぐる"じ〜」
「……」
「「お前らやめろや!」」たくぼーの声と男の声が叫んだ
この声…
声がする方に視線を
空から
教室の後ろドアへと視線を移した
