「あ、やっと来た!!」 美希ちゃんの声が聞こえて、あたしたち2人は輪のなかに入った。 「あれ?先に食べててよかったのに。」 「主役差し置いて、んなことできるわけないじゃん。」 クスッ、と優しく笑う祐一くんはウーロン茶の入ったコップを持った。 「じゃ、乾杯しよっか。」 「うんっ」「おうっ」 「それじゃあ、夏海ちゃんと爽太くんの誕生日を祝いまして……」 陽一さんが代表してビールの入ったコップを掲げる。 「乾杯っ!!」