「ちょ、ちょっと待ってよっ!!
なんでいきなりそんな話になるの!?」


あまりに突拍子な事をいわれても納得がいかない。




「だって夏海ちゃんみたいな子じゃないと、あいつのこと面倒できなさそうなんだもん。」



「ねぇ、何話てんの?」


「な、なななんでもないっ!!////」


後ろから爽太くんに声をかけられて、あたしは思わずおおきな声を上げてしまった。




って、めったにこんな大きな声ださないのに~~っ!!





「ま、そゆことだからちょっとは考えてみてよねっ♪
じゃあ、バイバーイ

爽太はちゃんと夏海ちゃん送っていくんだよっ」


「へいへい」


かわいらしい笑顔で颯爽と去って行く美希ちゃん………ってなんでいきなりそんなこと言ったんだろう……



しかもまだこの島にきてまだ2日目がおわろうとしてるところなのに……

この島は自由な人が多いのかな……





「で、なんの話してたの?」


興味津々という言葉がものすごく似合いそうな好奇心に溢れた黒い瞳をあたしに向ける爽太くん




「ホントになんでもないのっ。あは、あはは」


「えぇ~~。だって夏海があんなにでかい声出してたんだもん
すっげー気になる。」



ズイ、と顔を一気に近づける爽太くん












って近すぎるーーーーっっ!!/////