「おいっ、いくらこんな狭い島でも女の子2人じゃあぶねーだろ。 いくなら俺もついてく。」 あっという間にカレーを平らげた爽太くんは呆れたようにため息をつく。 「お、爽太も気になっちゃってるのか♪かわいー」 からかうようにニヤニヤと口元を緩める美希ちゃんとは対称的に、爽太くんは何とも思ってないように水を飲む。 「お前のことだ。どこ探すかわかったもんじゃない。 てか、俺多分その祠知ってるし。」 え?