ドキッーーーー////
真っ直ぐな目でそう言われると照れるよ……。
「あ、ありがとっ。」
照れ隠しをするようにあたしの口は早口になる。
うぅっ……ただでさえ男の子とはあんまり関わらないのに、こんな風に言われると緊張する……。
「さっすが祐一っ。
分かりやすいから宿題も楽チン楽チン♪」
美希ちゃんの声であたしは我に返った。
「ちゃんと復習しとけよ。
お前はいつでもその場でしか覚えねーんだから。」
お兄ちゃんのように赤いボールペンを差し出す祐一くん。
それに対して美希ちゃんは、はいはい。とボールペンを受け取りながら適当に流す。
「さてと。美希の宿題も見終わったし、そろそろ家戻るか。
この辺蚊がすげーし。」
祐一くんの言葉に反対する人はいなかった。


