夏コイ★1ヶ月の特別な時間



ドキッーーーー////



真っ直ぐな目でそう言われると照れるよ……。



「あ、ありがとっ。」


照れ隠しをするようにあたしの口は早口になる。




うぅっ……ただでさえ男の子とはあんまり関わらないのに、こんな風に言われると緊張する……。





「さっすが祐一っ。
分かりやすいから宿題も楽チン楽チン♪」



美希ちゃんの声であたしは我に返った。


「ちゃんと復習しとけよ。
お前はいつでもその場でしか覚えねーんだから。」


お兄ちゃんのように赤いボールペンを差し出す祐一くん。

それに対して美希ちゃんは、はいはい。とボールペンを受け取りながら適当に流す。




「さてと。美希の宿題も見終わったし、そろそろ家戻るか。
この辺蚊がすげーし。」


祐一くんの言葉に反対する人はいなかった。