「何これ……。」
思わず思ったことを口にだしてしまったあたし。
そこには達筆な字で書かれた数字が並んでいた。
「ん?あぁ、夏休みの宿題。
どーよ。機嫌直ったか?」
爽やかな笑顔で数学のプリントをひらつかせる祐一くん。
それを確認した爽太くんは突然頭を深く下げた。
「あざーすっ!!」
賞状をもらうように両手で丁寧に受け取る爽太くん。
一気に機嫌を直した爽太くんを満足そうに見た祐一くんは、あたしに耳打ちをした。
「あいつの機嫌悪くなったときの対処法♪
ま、あいつのことだからそんなに起こることないけど」
「ありがと……覚えとくよ。」


