「いい加減に機嫌直しなよー。」
「薄情なやつらに俺はがっかりだっ。」
年下の美希ちゃんが爽太くんの肩を叩きながらあたしたちは夕日の沈む道を歩いていた。
花おばあちゃんの店にいたときからこんな状態を続ける爽太くん。
その原因をつくった祐一くんは知らん顔だし……。
「あたしはみんなが仲いいなぁって思っただけだよ。」
「夏海ちゃん。今のあいつになに言ってもムリムリ。
ま、ちょっと俺に任せて。」
ニコッと笑った祐一くん
いや、任せてって言ったって原因つくったのあなたですよ。
「ほら、これやるから機嫌直せ。」
そう言ってヒラヒラと爽太くんの前に何かをちらつかせる祐一くん。
ん……?


