フェリーから泣きながら手を振る夏海を俺達は見送った やがてフェリーは見えなくなった。 「で、一体どーゆー風のふきまわしだぁ?」 「え?」 「美希たちみにぜーんぶ話してね☆」 そこにはニヤニヤとする祐一と美希 その後ろにはおばさんがやっぱりね。と今にも言いそうな顔で俺をみる 「だーー!!もう!!お前ら聞いたなら言う必要ないだろ!!」 「「だってぇ~♪」」 どんどんと迫る2人に俺はおもわず逃げ出す 「祐一!!なんとしても爽太を捕まえて!!」 「りょーかいっ」 「うわあぁあぁ!!」