夏コイ★1ヶ月の特別な時間




フェリーから泣きながら手を振る夏海を俺達は見送った


やがてフェリーは見えなくなった。




「で、一体どーゆー風のふきまわしだぁ?」



「え?」




「美希たちみにぜーんぶ話してね☆」




そこにはニヤニヤとする祐一と美希

その後ろにはおばさんがやっぱりね。と今にも言いそうな顔で俺をみる




「だーー!!もう!!お前ら聞いたなら言う必要ないだろ!!」


「「だってぇ~♪」」



どんどんと迫る2人に俺はおもわず逃げ出す





「祐一!!なんとしても爽太を捕まえて!!」


「りょーかいっ」



「うわあぁあぁ!!」