「あ。彰と健斗じゃん。」
はっぴを着て階段を駆け上がろうとした2人に祐一くんが声をかける
「あっ、ゆーいちとそーたとみーちゃん。それに夏海ちゃんまで」
驚く2人をよそに、祐一くんは口を開く
「太鼓か?」
「うん」
彰くんが頷く
「うわあー、すっげー!!
彰っ、これ前彰が欲しいっていってたソフトあるぜ!!」
「えっ、マジでっ!?これ誰がとったの?」
「ん?あぁ、俺。欲しかったらやるよ。」
興奮する2人にあっさりとゲームソフトを譲ってしまった爽太くん
「マジ!?やったぁ!!」
無邪気に喜ぶ彰くんに、健斗くんもよかったなっ、と喜びを分かち合う


