「夏休みが終わんなきゃいいのに……」 そう呟いた夏海 一瞬寂しそうに微笑んだのは俺の見間違え? もしかして、俺が想像してる以上に夏海がここにいる時間って…… 「あのさ「ほらっ、爽太くん手止まってるよっ。書いて書いて」 「あ……うん。」 いつもと変わらない笑顔で夏海は俺に顔をむけた もっと早く、夏海の気持ちを考えてあげられればよかったのに――――