隣に座ったあたしは空を見上げた
数えきれない星が宝石のように輝く。
「あたし……爽太くんに守られてばっかだね。」
「え?」
いきなりだったせいで、爽太くんから驚きの声がもれる。
「それに、迷惑ばっかかけてる」
「…………」
あたしがどんな顔をしてるかわかんないけど、爽太くんは悲しそうな顔をした。
だけどその表情はだんだんと変わっていった
「……んなこと言うなよ。
迷惑だとか思うな。
人は誰だって誰かに支えられなきゃ立てねー
それを迷惑って考えんなって。」
「……爽太くん。」
「夏海は今のままでいいから。
迷惑だと思ってたら普通病院に運ばねーよ。」
そう言うと、爽太くんはあたしの手を握った
「そうやって後ろ向きの考え方する前に、後悔しない生き方をしたほうが、よっぽど人生楽しいから」
後悔しない……生き方。
あたしの後悔しない生き方って何なんだろう……
その時、あたしも爽太くんも気がつかなかったけど、空に一筋の光が走った。


