あと……1週間―――――
ここに居れるのはあと1週間しかないんだ……。
そう思った瞬間、あたしは何も考えずに家を飛び出していた。
頭が真っ白になってついた先は爽太くんと初めて会った木の下だった。
「……っ。ヒック……っ。
うぅ……っ」
自然と涙が溢れるのを、あたしは止められなかった。
こんなに早く帰るとは思えなくて、こんなに別れが辛くなるとは思わなかった。
この島が好きで、この島の人たちが好きだから……
爽太くん、美希ちゃん、祐一くんに会えて、あたしの生活は何倍にも楽しくなったんだよ……。
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