「もぉ〜光樹!!起きてよ!!」 どんだけ朝弱いの…。 「本当にやばいって!!あたしまで遅刻しちゃ……わっ。」 「遅刻しちゃう」って言おうと思ったけど、腕を急に引っ張られた。 おかげであたしはまたベッドの中へ…。 「光樹?起きたの!?」 「あぁ、とっくの前に起きてる。杏の焦った顔もっと見たかったな〜。」 ありえないっしょ…。 「もう!知らない!!」 今のあたしの気分は最高に悪い。 光樹のせいだ。