なんで光樹が? 「杏がいなくなってから寂しいし、仕事だって手につかない。この部屋にいたって…俺だけじゃ広すぎる…。」 このとき初めてわかった。 光樹の思いが。 あたしはただそれを踏みにじってた。 「光樹…」 あたしを抱き締めている光樹の腕に手を添えた。 「光樹、ごめんね…ごめんねっ…」 ごめんね…光樹…。