「そう?ならいいんだけど」

「行くか?」

「うん!」

笑顔で言った神崎が可愛くて2人きりだと押さえてなかったと思う。

「お嬢様。行ってらしゃいませ」

「行って来ます」

神崎は爺さんに、手を振っていた。

大きな門を潜って神崎家とおさらば。

「行こっか」

そう言って神崎は歩き出したけど・・・

「神崎、家コッチ」

神崎が進んだ方向と逆の方向を指差した

「っ~~先に言ってよ!!」

「言う前にお前が歩いたんだろ」

「っ~~~」

神崎の真っ白の頬・・・否、俺が遊んだせいで真っ赤の頬に触って、