もしもキミが。

 「はぁっ。」

 夏休みが明け、

 いつもと同じように

 新学期が始まった。


 私は教室の隅で一人、

 レポート用紙とにらめっこしていた。

 「あと少しなのに。
  たったの1.5センチなのにぃ…。」

 レポート用紙とにらっめっこなんて、

 そう珍しい光景でもない。