王様の、言うとおり




「菜月、今日も睡眠不足になるかもね。」


「怖くて?菜月ちゃん可愛いじゃん。おまえはすぐに寝そうだし。」



「はぁ!?」

「あちっ!」




奈留ちゃんがぽつりとこぼした言葉に亮平君が余計な事を……。


奈留ちゃんは持っていた花火を亮平くんの足元へ。



スニーカーが焼ける!危ない。


ぎゃーぎゃー言いながら慌てて逃げる亮平くんを追いかけ始めました。




元気が良いなぁ……。


私はさっき散々歩いて、走ったからもう歩けない。




微笑ましい、亮平くんはそんな状況では無いけれど景色を見つめます。

同じように隣で楽しそうに見つめるキング。



すごく楽しそう。ドS。