「って、聞くまでも無いでしょ。」


「まぁ、な。」


円になった途端、当たり前かのように亮平くんと奈留ちゃんは納得して私達を見ます。



「俺と菜月。」


『亮平くんと、奈留ちゃん……?』



「それがベストでしょ。」



はい、決まり!とあっさり決まったチーム分け。



文句は、ありません。文句は。


ただ……。